菱屋

菱屋の技術

菱屋イメージ写真

菱屋の職人技

見えない手間を積み意匠を遊び足元に品を宿す

菱屋の職人の作業風景1

祖業以来、菱屋の鼻緒は「足当りの良さ」と「履きやすさ」を何よりも大切にしてきました。足に触れた瞬間のやわらかさや、締め付けすぎない感覚――そのわずかな違いに向き合いながら、履き心地を左右する制作技術の研鑽と芯材の研究を重ね、日々改良を続けています。

菱屋の職人の作業風景2
菱屋の職人の作業風景3

また、意匠と素材の開発にも力を注いできました。業界に先駆けた太い鼻緒の提案、華やかな刺繍入り鼻緒の開発、本革への金彩加工など、伝統の枠にとどまらない表現を追求。さらに、鼻緒のために生まれた最高級素材「鎧織」をはじめ、素材そのものから新しい価値を生み出す取り組みにも挑戦しています。

機能性だけでなく、装いを彩る“表情”としての鼻緒にもこだわりながら、足元に美しさと遊び心を宿す一本を仕立てる――菱屋の鼻緒づくりは、これからも丁寧に積み重ねられていきます。

着物文化の一旦を支える菱屋の技術

  1. 鎧織よろいおりについて

    鎧織は菱屋の最高級素材の一つ。菱屋二代目廣田嘉秀が昭和30年代に開発した素材・加工技術です。本革を数ミリ単位で裁断し職人が手機で織り込んでいきます。立体感のある織り表現と奥行きのある風合いを生み出し、足元に品格を添える意匠性を実現。鼻緒以外に草履台、バッグ、名刺入れやウォッチバンドなどのレザーグッズに採用されています。

    菱屋の鎧織の写真